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[2007/05/28] 田中君を探して〜パパとぼくの冒険〜第5章44 

          「シーラじいさん見聞録」旅立ちの記

2年半かかった「田中君を探して〜パパとぼくの冒険〜」を終えることができまし
た。
曲がりなりにも順調に人生や事業を進めてきた者が、一度失敗すると生きる自信を
失うことがあります。
そういうとき、誤解や中傷、裏切り、いらだち、絶望などがいりみだれるのが常で
すが、それらが、人生で「見るべきほど」のすべてに思えてくるからです。
年間3万人といわれる人が、自ら命を落としていますが、「それならば、生きる価
値はなし」という気持ちになってしまうのでしょうか。
しかし、苦境に落ちているとき、家族や友だちなど、まわりの人が、心から心配
し、励ましているのに気がつかないのです。
もちろん、その心配や励ましをバネに、さらに、失敗から得たことを糧にして、新
たな希望を見つけた人は大勢います。
パパも、立ち往生していました。しかし、ブラジルに移住した田中君が夢に出てき
て、「どうした?お互いいろいろあるよ」と声をかけてくれたのです。
50年近く離れていたのに、どうしたことでしょう。
そこで、悠太と二人で、ブラジルに行くのです。
そして、田宮さんのことや悠太の救出などで、「見るべきほど」のことは、まだ見
ていないと気がつくのです。
パパは、これからどうなるのでしょうか。
それはわかりませんが、進むべき道を見失っても、精魂尽きはててしまったと思っ
ても、もう少し見てみようという気持ちは忘れないでしょう。
もう「トカトントン」は聞こえてこないはずです。
私も、この2年半の間に、二親をなくしました。
その間に、子供として、4人の父親として、また、復活をかける事業家として、
「見るべきほど」のほんの少ししか見ていないことを知りました。
さて、次回からは、パパよりもう少し年上の者が旅に出る物語です。
名前は、シーラじいさんです。何才かって?それはちょっと。彼の言動で判断して
いただけますか。
彼の話の中には、何千万年、何億年という時間が出てきます。
ちょうと頭がおかしいのかも知れません。病院にいけば、「妄想症」という診断が
出るかもしれません。
何億年もの間見てきたことを、私たちに話そうとしているようです。
彼の話を信用すると、こんな長い間見てきた者は、そういないでしょう。
話を聞いてもいいでしょう。「見るべきもの」は、「聞くべきもの」でもあります
から。
しかも、旅に出ようとしています。何か事情があるのでしょう。
さあ、息をこらして、彼に会いに行こうじゃありませんか。きっと一つぐらいは、
役に立つことを言ってくれるかもしれません。
「田中君を探して〜パパとぼくの冒険〜」は、10人ぐらいの方に読んでいただきま
したから、それくらいなら、がんばって引率していきます。

*田中君を探して〜パパとぼくの冒険〜」は、バックナンバーで読んでいただけま
す
 (http://www.mamcorp.net)。
*「シーラじいさん見聞録」をビジネスにしようと計画しています。
 まず環境問題のシ ンボルとして、「シーラじいさん」のキャラクターを作りま
す。 ご協力してくださる方はいませんか。  





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